屋上緑化等助成制度・生け垣助成金
アスファルトだらけの都市部においては、温暖化・ヒートアイランド現象がますます深刻化しています。
そんな中、「屋上緑化」という言葉が最近よく聞かれます。
都市では緑地の確保が困難であり、みどり不足!
屋上緑化は都市の環境改善に大きな効果が期待できることから、最近は各自治体も推奨しています。
生け垣もまた同様です。
●環境にやさしい緑を増やせば、自治体から助成金が支給される!
◎屋上緑化等助成制度・生け垣助成金ってどんな制度?
コンクリートジャングルなどと呼ばれるように、ビルやアスファルト道路など高密な市街地が形成されている都市部では、特に夏場、クーラーの排気熱もあって気温はぐんぐん上昇、ヒートアイランド現象が深刻な問題となっています。
もちろん地上部における緑地の確保などは困難で、公園の面積も少ない。
完全な「みどり不足」です。
この状況を改善するため一つの手段として最近注目されているのが「屋上緑化等助成制度」です。
屋上緑化は、気温上昇の抑制、太陽熱による建物の焼けこみの防止、さらには騒音の低減や省エネ、大気の浄化といった効果もあり、都市部の環境改善にさまざまな効果が期待されています。
例えば東京都では約半数の区がこの制度を実施しており、30万円から50万円の助成金が支給される場合も。
渋谷区の場合、敷地面積300平方メートル以上の一般住宅が対象となり、敷地面積の20%以上に緑を植えると、1平方メートル当たり4,000円の補助金がもらえます(上限40万円)。
ベランダや壁面なら、1平方メートル当たり2,000円(上限10万円)。
品川区の場合、屋上助成対象面積は1平方メートル以上、助成金の上限は30万円となっており、台東区もまた上限30万円で同様の制度があります。
大阪市は公共道路に面した民間建造物の屋上、テラス、壁面について、200万円を限度として植栽費の2分の1の額とブロック塀などの撤去費が助成されます。
また神戸市の財団では、新たに屋上または壁面を緑化する場合、限度額10万円が助成されます。
「生け垣」もまた、各自治体が助成金を出して緑化推進運動の一つとして推進しています。
前記の渋谷区の場合は生け垣を作った人に、1平方メートルあたり2万5,000円の助成金を支給(上限50万円)、その際ブロック塀を撤去する必要があれば、そのための補助金も支給されます。
こちらは1平方メートル当たり1万5,000円(上限30万円)となっています。
ブロック塀は震災時に危険性を増すため、このような制度が設けられたといいます。
地域によっては、栽培する樹木の種類が制限されている場合もあります。
しかしガーデニングが好きな人なら、趣味がそのまま実益につながるのです。
何ともありがたい制度ですね。
そして何より、みどりが増えれば誰もが心を癒されるはずですね。
◎屋上緑化等助成制度・生け垣助成金をうけるための資格・条件
<屋上緑化等助成制度の場合>
◇すでに建築されている建築物の屋上、ベランダ、壁面などを新たに緑化した人
◇新たな建築行為にともない、屋上、ベランダ、壁面などを緑化した人
<生け垣助成金>
◇家の周りに生け垣をつくった人
◇生け垣をつくるにあたりブロック塀を撤去した人(この制度の有無は自治体によってまちまち)
◎屋上緑化等助成制度・生け垣助成金をうけるための必要書類・資料
屋上緑化等助成制度・生け垣助成金ともに
◇申請書
◇見積書
◇敷地の図面
◇現場の写真 など
◎屋上緑化等助成制度・生け垣助成金の届出はこちらへ
「屋上緑化等助成制度」・「生け垣助成金」ともに、工事着工前に市区町村の役所へ。
